
江戸時代に活躍した文化人、小堀遠州による池泉鑑賞式庭園。宗良親王ならびに鎌倉時代から続く名門井伊家の菩提寺。井伊家は鎌倉時代に源頼朝に仕え、南北朝時代では御醍醐天皇皇子、宗良親王を迎え北朝と戦い武勲をなし、室町時代では今川氏に仕え「桶狭間の戦い」で活躍、寺の名前はその時の井伊家22代直盛の戒名から龍潭寺となったそうです。戦国時代は24代直政が浜松城主徳川家康に仕え“井伊の赤鬼”として出世。幕末は井伊直弼により開国。いずれも日本の歴史に名を刻んだ方々が眠っているお寺です。

庭の配置には全て意味があり、遠近法の見事なテクニックが江戸時代に使われていたという事を始めて知りました。池、地形、水の中にある石、静寂とした空気の中、しっとりと雨で癒された名庭園の鑑賞は非常に印象深いものでした。浜名湖エリアからタクシーで片道15分強。この距離ですから是非足を伸ばして見てください。
本尊にはさまざまな重要文化財が保存されています。左甚五郎の龍の作品もありました。現在は改修工事中で、2014年に終わるそうです。その頃また是非訪れたいと思います。