9月2日からチェコのHavířovで開催されます。昨日から参加者たちの準備も始まりイギリスのNeil Whittacker氏も緊張の朝を迎えているようです。今年で17回目という歴史あるこのヨーロッパカップはワールドカップチャンピオンシップの出場をかけた大事なフローリストの大会です。競技内容をかいつまんでご紹介しましょう。
競技1日目 9月2日(金曜日)
テーマ1 "Symphony in Blooms" 10:00amから120 分
アレンジメント チェコの作曲家ドボルザークAntonín Dvořákをイメージしたフラワーアレンジメント。生誕170周年を記念した偉大なる作曲家に敬意を示した作品を作ること
テーマ2 "The Youngest City" 13:30から90分
テーブルデコレーション チェコの一番新しい街のイメージ 大会が開催されているHavířovという街のシンボルとしてガーベラを使うこと
テーマ3 "Bridal bouquet in colors of the EC 2011 logo" 17:30 から60分
ブライダルブーケ 今大会のロゴの色を使ったウエディングブーケの作成 ちょっと変わったスケジュール(コンペ内容)ですね!ご覧の通り、暖色系のアナロガス 黄色-オレンジ-赤と緑です。

競技2日目 9月3日(土曜日)
テーマ 4 "From Coal to Blooms” 10:15 から45分間
屋外に置くアレンジメント 街の中心部を飾るためのアレンジメントと言う事で鉢植えの植物と炭が用意されます。もちろん全天候性を考慮しながらの作品が要求されます。
テーマ 5 "Hat for Eliza Doolittle” 18:30から30分
帽子 ミュージカル マイフェア・レディのEliza Doolittle、イギリスアスコット競馬場のレースの場面をイメージして彼女の為のお帽子作り。
テーマ 6 "Surprise" 19:20から50分間
もちろんサプライズ。内容は誰も知ることができません!
21:55 結果発表
なんともなが~い戦いですね。選手の皆さま頑張って下さい!
結婚式場はWestminster Abbey。 美しい英国中世のゴシック様式の建物。 イギリス国王/女王の全ての戴冠式、王家の結婚式や葬儀などが執り行われる英国王家ゆかりの寺院です。結婚式の花飾りの担当はロンドンで活躍中のフラワーデザイナーShane Connolly氏。英国王室御用達のフローリストの一人。2005年のカミラ皇太子妃のブライダルフラワーもご担当されています。Middleton家のフローリストEmma Sampson氏もチームに加わってのプロジェクトだったそうです。
ウエストミンスター寺院内部のフラワー装飾は今現在の季節を取り入れナチュラルで継続可能(Sustainable)なスタイルとなりました。植物は全てイギリス国産。王室関連施設Windsor Great Park やその他英国の生産者から出荷されたものです。今までにないスタイルで目を引いたのは20フィート(約6m)重量約0.5トン、樹齢15年にも及ぶ6本のイギリスフィールドメープルと2本のシデの木が通路に配置されていた事です。メインエリアはアザレア、ヴィバーナム’スノーボール’、ユーフォルビアやウイステリア(藤の花)など白とライムグリーンの花で埋められました。これらの木や植物は今後、Charles皇太子がお住まいのHighgroveに植樹され、その他の花はチャリティーで贈られるとの事です。
Catherineさんのウエディングブーケは小さな花が覆いかぶさるようにまとめられたシールドシェイプ、すべての花にワイヤリングされた英国のトラディショナルなブーケでした。シールドシェイプ(Shield Shape);日本ではあまり聞きなれない言葉ですのでこちらではあえてティアドロップシェイプとしてご紹介いたします。Catherineさんは花の持つ意味を大切にしウェデイング当日の花材を選択なさったそうです。気取らない、シンプルでナチュラルさをコンセプトに英国の歴史とWilliam王子への敬意を花に託したウエディングブーケとなりました。ブーケに使われていたお花はスズラン、王子の名前にちなむスィートウイリアムズと呼ばれるシングルペタルのダイアンサス、ヒヤシンス、ヴィクトリア女王が1845年に植樹なさったマートルの葉のついた枝などで成る非常にデリケートなブーケです。花嫁を究極の緊張から解き放つ春の香り一杯のブーケであったに違いありません。尚マートルの若枝はヴィクトリア女王を始め、王家のウエディングブーケにはかならず入る習慣となっています。(王室フローリストSimon Lycettさんより)
昨日夜にちょっと嬉しいお知らせがありました。
今年で4回目になるヨーロッパクラスの事が英国フローリスト協会のプロフェッショナルフローリストという情報サイトに取り上げられました。フラワーデザイン・オブ・ブリテンはとても小さな学校ですが、創立60周年を迎え、フラワーデザイン専門のスクールでは今はもうイギリスで一番古い学校となってしまったような気がします。時代の変動を目の当たりにしておりますが、一貫した本物の教育を続けております。次世代に向かってますますチーム一同精進したいと思います。どうぞ皆さん、これからもよろしくお願い申しあげますね。
フラワーデザイン・オブ・ブリテン東京事務所
日高ちひろ
フラワードリーム会場の一角には、JFTDトップフローリストやインストラクターたちによるフローリストリーセミナーが展開されていました。インストラクターたちがデモで使う資材はメーカーから提供されるため、今年の新商品やトレンド商品が多く並んでいます。費用も無料でこんなチャンスは逃してはいけませんね。たいていのフラワーショーにはこのようなデモレッスンがよく見られます。このような機会ぜひお見逃しなく。

東京都府中市のJFTDインストラクター田中一彦氏によるデモレッスン。京王線武蔵野台駅前「花政」のオーナーですが、忙しい業務の合間を縫って、世界を飛び回りフローリスト育成に力を注いでいる方です。来週はシンガポールのガーデンフェスに出展。成功をお祈りします!

イギリスではフローリストたちを対象にした教育がとても盛んな国です。各花の組織団体によるメンバーたちへの定期講習会、雑誌社によるデザイナーを招いてのレッスン。どれもトレンドを把握し、しっかりと顧客の心をつかむようなデザインです。同時に花を売るという共通の目的があり、機関だけでなく小売店のプロモーションがとても盛んです。日本では小売店のプロモーションがもっと活発であるとよいと感じます。もちろん素敵な花屋はとても増えています。でも日本全体の花の売上は決して嬉しいものではないのです。
暑い夏、思い切って長めの夏休みを取り、イギリスのフラワースクールまで花の勉強へ出かけてください。リフレッシュのために現場を離れパワーアップにお出かけ下さい。

現役フローリストの為のプロフェッショナルクラス。すっきり決めるシンプルマインド。
モダンでミニマリステックなブーケデザインから、ウインドウディスプレーなど、どれも余分をそぎ落としたデザインの特集です。
ショートデモレッスン3本他 すぐに実践できる内容の勉強会です。
行動しなければ何も学べません。ご一緒いたしましょう。
8月6日(木曜日)
東京都府中市
FDBワークショップ詳細